中小企業向け法人VPN比較4選|料金・導入しやすさ・NAS接続で選ぶ

VPN比較

テレワークや外出先から会社のNAS・共有フォルダを利用するために、VPNの導入を検討する中小企業が増えています。

しかし、VPNには個人向けと法人向けがあり、社内ネットワークへの接続方法、料金、導入条件も大きく異なります。

特にIT担当者がいない会社では、料金の安さだけでなく、既存ネットワークへの導入しやすさやサポート体制が重要です。

この記事では、中小企業が検討したい法人向けVPN・リモートアクセスサービス4つを比較し、会社の状況に合った選び方を解説します。

中小企業向け法人VPN4サービスの比較表

サービス月額料金の目安(税込)主な特徴
だれリモVPN基本13,200円+990円/ユーザー既存ネットワークへの追加設置を重視
ギガらくルーター3,300円/台~法人向けルーターの運用・VPN機能
セキュアリモートアクセス1,650円/ID+関連契約費用認証・利用者管理を重視
インターネットVPNアクセス料金・関連契約は個別確認法人ネットワークへのリモートアクセス

※各サービスは必要な回線・機器・関連契約が異なります。表示料金だけで総費用を比較することはできません。契約前に最新の公式情報をご確認ください。

比較するときに注意したいこと

法人向けVPNといっても、すべて同じ仕組みではありません。

既存の社内LANにアクセスするサービスと、拠点間を接続するサービスでは必要な設備や契約が異なります。

まずは「会社のNASを外出先から利用したい」「複数拠点をつなぎたい」「利用者ごとのアクセス管理を強化したい」など、目的を明確にしましょう。

だれリモVPN|IT担当者がいない中小企業におすすめ

だれリモVPNは、株式会社グローカルネットが提供する法人向けリモートアクセスサービスです。

会社のネットワークに専用機器を設置し、外出先から社内LANにアクセスする仕組みです。

既存のネットワーク構成を大きく変更せずに導入しやすい点が特徴で、IT担当者がいない中小企業でも検討しやすいサービスです。

だれリモVPNのメリット

  • 固定IPアドレスの取得が不要
  • 既存のネットワークに機器を追加する方式
  • 社内NASや共有フォルダへのアクセスを検討できる
  • 少人数での利用にも対応
  • 法人向けのサポートを受けられる

料金と注意点

月額料金の目安は、基本料金13,200円(税込)とユーザー料金990円(税込)/人です。

5ユーザーの場合、通常月の料金は18,150円(税込)になります。

一方、少人数でも基本料金が発生するため、費用だけで選ぶと割高になる場合があります。

また、接続元端末の対応OSにも注意が必要です。Windows以外の端末を利用する場合は、契約前に最新の対応状況を確認しましょう。

だれリモVPNについて詳しく知りたい方は、だれリモVPNの特徴・メリット・導入方法をご覧ください。

ギガらくルーター|ルーター運用や拠点間接続を重視する企業向け

ギガらくルーターは、NTT東日本が提供する法人向けのサポート付きルーターサービスです。

ルーターの運用管理や拠点間VPNなどを検討する企業に向いています。

プランによっては、社外から社内ネットワークへアクセスするリモートアクセス機能も利用できます。

メリット

  • 法人向けルーターの運用を相談できる
  • 拠点間接続にも対応する
  • ネットワーク機器の管理負担を軽減しやすい

注意点

月額料金は3,300円(税込)/台からですが、利用するプランによって機能が異なります。

また、回線費用や契約期間、リモートアクセスの対応条件を確認する必要があります。

単に料金が安いという理由だけで選ばず、自社の接続目的に合ったプランかを確認しましょう。

公式情報:NTT東日本 ギガらくルーター

セキュアリモートアクセス|認証とアクセス管理を重視する企業向け

セキュアリモートアクセスは、NTTドコモビジネスが提供する法人向けリモートアクセスサービスです。

既存のインターネット環境を利用し、VPNネットワークへ接続できます。

ワンタイムパスワードやアクセスリスト、管理者によるアカウント管理など、セキュリティ機能が充実しています。

メリット

  • ワンタイムパスワード認証に対応
  • 利用者ごとのアクセス制限が可能
  • 管理者によるアカウント管理ができる
  • 端末の紛失時などに利用停止できる

料金と注意点

初期料金は44,000円(税込)、月額料金は1,650円(税込)/IDです。

ただし、利用には別途Arcstar Universal Oneの契約が必要です。

そのため、ID料金だけで総費用を判断せず、接続先ネットワークの契約も含めて見積もりを取りましょう。

公式情報:セキュアリモートアクセス

インターネットVPNアクセス|法人ネットワークへの接続を検討する企業向け

ソフトバンクのインターネットVPNアクセスは、法人ネットワークへのリモートアクセスを検討する際の候補です。

既存のネットワーク構成や関連サービスの契約状況によって、導入条件が変わります。

検討したい企業

  • 法人ネットワークへのリモートアクセスが必要
  • 既存のネットワーク契約との組み合わせを検討している
  • 利用人数や接続先に応じた構成を相談したい

注意点

利用料金だけでなく、接続先ネットワークの構成や必要な関連契約を確認することが重要です。

実際の導入費用は利用環境によって変わるため、公式窓口で見積もりを取りましょう。

公式情報:ソフトバンク法人向けサービス

会社の状況別・法人VPNの選び方

会社の状況検討したいサービス
IT担当者がいないだれリモVPN
既存NASへ社外からアクセスしたいだれリモVPNなど社内LAN接続対応サービス
複数拠点を接続したいギガらくルーター
利用者の認証や権限管理を重視したいセキュアリモートアクセス
法人ネットワーク全体の構成を見直したいインターネットVPNアクセスなど

NASへの外部アクセスを重視する場合

会社のNASや共有フォルダを外出先から利用するなら、社内ネットワークへのリモートアクセスに対応したVPNを選びましょう。

単にインターネット通信を暗号化する個人向けVPNでは、会社のNASへ接続できるとは限りません。

詳しくはNASに外部からアクセスする方法をご覧ください。

法人VPN選びで失敗しない5つのポイント

社内NASや共有フォルダに接続できるか

まず、実際に利用したい機器やシステムへ接続できるかを確認します。

既存ネットワークの変更が必要か

ルーター交換や設定変更が必要になる場合は、導入費用や作業時間が増える可能性があります。

利用人数と料金体系が合っているか

基本料金、ユーザー料金、最低契約人数、追加費用などを含めて比較しましょう。

対応端末とセキュリティ機能は十分か

WindowsやMacなどの対応OS、多要素認証、アクセス権限管理などを確認することが重要です。

導入後のサポートがあるか

VPNは導入して終わりではありません。接続トラブルや利用者追加の際に、どこまでサポートを受けられるか確認しましょう。

料金の詳しい考え方はVPN導入費用の解説も参考にしてください。

IT担当者がいない中小企業は導入負担を重視しよう

中小企業では、月額料金が安いVPNでも、初期設定や保守を外部業者に依頼することで総費用が増える場合があります。

特に社内NASや共有フォルダを利用する場合、VPN接続だけでなく、アクセス権限や端末管理、バックアップも考慮する必要があります。

だれリモVPNは、既存ネットワークへの専用機器追加を中心に導入を検討できるため、複雑な設定を避けたい企業にとって有力な候補です。

よくある質問(FAQ)

中小企業でも法人VPNは必要ですか?

社外から社内ネットワークへアクセスする場合、VPNは有力な選択肢です。ただし、業務内容や利用するシステムによっては、別のアクセス方式が適している場合もあります。

個人向けVPNで会社のNASに接続できますか?

一般的な個人向けVPNサービスは、インターネット通信の保護を主目的としています。社内NASへ接続するには、その用途に対応したサービスが必要です。

IT担当者がいなくても導入できますか?

導入しやすいサービスやサポート付きのサービスを選べば、設定や運用の負担を軽減できます。

VPNを導入すればセキュリティ対策は十分ですか?

VPNだけでは十分ではありません。端末の更新、多要素認証、アクセス権限管理、バックアップなども必要です。

最も安い法人VPNはどれですか?

各サービスで必要な回線や関連契約が異なるため、表示された月額料金だけでは判断できません。同じ利用条件で総費用を比較することが重要です。

まとめ|中小企業向け法人VPNは利用目的で選ぶ

中小企業がVPNを選ぶ際は、月額料金だけでなく、既存ネットワークとの相性、利用人数、対応端末、導入後のサポートを確認することが重要です。

社外から会社のNASや共有フォルダへアクセスしたい場合は、だれリモVPNが有力な候補になります。

一方、ルーター管理や拠点間接続を重視する場合はギガらくルーター、認証管理を重視する場合はセキュアリモートアクセスなど、目的に合ったサービスを選びましょう。

導入前には公式サイトで最新の料金と契約条件を確認してください。

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